昭和42年(1967年)【記憶の中の風景】中央橋の名物「歩道橋」~建設から完成まで~(11~12月)

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00:01:23 昭和42年(1967年)

カッコよく言えば“空中を渡るスクランブル交差点”のような構造物でしょうか。
昭和42年(1967年)11月、長崎市中央橋の交差点に架かる「十字型歩道橋」が組み上げられました。長崎市中心部の交通混雑を緩和するため長崎県が2500万円をかけて建設。中央で十字型に交差していることから、交差点の4角からどちらの方向へも渡れるようになりました。
市民も注目した中央橋歩道橋はボタン雪が舞うこの年の12月28日にようやく完成、当時の佐藤知事や諸谷長崎市長らが渡り初めをして開通を祝いました。
当時としては珍しい十字型の歩道橋は九州では北九州に次いで2番目の設置となりました。その後、この歩道橋は浜町周辺のシンボルの一つになりましたが、平成19年(2007年)に撤去されました。

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