昭和59年(1984年)「明治生まれ、木造【路面電車】~ただいま修理中!~」(10/15)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
明治生まれの路面電車が修理を受けている映像はあまり見たことがないかもしれません。昭和59年(1984)10月、長崎電気軌道の車庫で、明治44年生まれの木造電車「160型・168号車」の修理が行なわれていました。
老朽化に伴い車体や台車の傷みがひどくなってきたためでした。屋根や外板が外され、骨組みだけになった木造電車の映像は作業所の中でしか見られない“レア動画”です。
貴重なこの木造電車の修理は車両課のベテランが担当、屋根や外板の木を張り替え、台車部分にはさび止めを塗り溶接で補強しました。
当時73歳だった長崎電鉄の木造電車ですが、110歳を越えた今も現役で、記念日やイベントの際に運行されています。
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