昭和39年(1964年)「~百万ドルの夜景を彩る~稲佐山電波塔の照明テスト」(2/5)

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0:00:56 昭和39年(1964年)
長崎市のシンボル、標高333メートルの稲佐山山頂に建つ大きな電波塔のライトアップは50年以上前に始まりました。
今回の配信映像は昭和39年(1964年)2月、電波塔周辺で行われた照明テストのニュースフィルムです。当時、稲佐山山頂にはNHKとNBCの電波塔がありました。記録が無く詳細は不明ですが、照明で電波塔がどのように夜空に浮かび上がるのか、光量は十分か、どの角度でライトを当てればきれいに見えるかなどをチェックしたと見られます。映像に出てくる投光器や測定器、懐中電灯なども昭和を感じさせる機材です。
その当時、長崎の夜景は神戸と並んで「100万ドルの夜景」ともいわれ、大きな観光資源になっていました。それだけに稲佐山電波塔のライトアップは長崎の夜景の魅力アップに一役買うことになりました。
女神大橋と共に長崎港周辺のランドマークになっている稲佐山の電波塔。今ではライトアップの色は変化し、季節に合ったカラーと色合いで電波塔を照らしています。
ライトアップは毎日、日没から午後10時まで行われます。
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