平成元年(1989年)「 ~長崎魚市のお引越し~旧長崎魚市閉場/新長崎漁港開港」(9/29)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
水産県・長崎にとって平成元年(1989年)は歴史的な年でした。長崎漁港と長崎魚市が長崎市尾上地区から三重地区に移転、この年の9月29日開港式典などが開かれました。
前半の映像は旧長崎魚市の閉場式です。トロール漁業の発達に伴い、旧魚市は大正3年(1914年)長崎港沿いの尾上町に開設されました。旧魚市の閉場は新長崎漁港の開港に伴うもので、旧魚市の坂田社長(当時)が挨拶したあと、納樽を割って魚市場との別れを惜しみました。
後半は新長崎漁港の開港式と新魚市の開設式です。新しい長崎漁港は旧漁港が手狭になり、将来の水揚げ拡大に対応できないなどとして、総工費1300億円をかけて長崎市三重地区に整備されました。
新長崎漁港は当時日本一の規模といわれ、この日は地元の漁船50隻が大漁旗をなびかせて海上パレードを行ない、開港ムードを盛り上げました。
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