昭和42年(1967年)「長崎はビル建設ブーム(続編)~消防局の隣にも高いビルが~」(12/19)

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0:00:51 昭和42年(1967年)
「長崎はビル建設ブーム」の続編です。昭和42年(1967年)12月、NBCのカメラは長崎市消防局のシンボルともいえる「望楼」に入りました。ここでは消防局員が常駐し、目視や望遠鏡を使って火災の早期発見にあたっています。
望楼は地上33メートル。その高さだと周りに遮るものはなく、市街地が360度が見通せるはずでした。しかし、なぜか望楼から見えるのは足場と建設作業員の姿…。窓の外に映っていたのは隣りに建設されていた大手損害保険会社のビルで、望楼とほぼ同じ高さの建物でした。
高度経済成長期のこの頃、旧県庁通りのオフィス街などでは中高層ビルの建設が相次ぎました。このため望楼からの視界はビルの壁に阻まれて増々狭くなり、一部では死角となるところも出てきたのです。
この映像からは「このままでは望楼が無用の塔になってしまう、さて困った…」などと頭を抱えた消防局幹部の声が聞こえてきそうです。
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