諏訪・湖南小学校の板沢分校(1971年)
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林の中にある赤い屋根の木造校舎。
1971(昭和46)年2月に撮影された諏訪市の湖南小学校板沢分校です。
分校の歴史は明治時代に始まります。
1882(明治15)年に分教場が創設され、その後板沢分校になりました。
最終年度の児童はわずか3人。
子どもたちは1つの教室で1人の先生から授業を受けました。
算数の授業でしょうか、指を折って一生懸命計算をしています。
壁には理科の標本や子供が描いた絵も飾られています。
牛も飼っていたようですね。
板沢分校はこの年の3月末で約90年の歴史に幕を下ろし、児童3人はスクールバスで湖南小に通うことになりました。