大鹿村役場独自の暖房システム(1981年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1981(昭和56)年のニュースから。
大鹿村役場には独自の暖房システムがありました。
燃料は薪、山間部の村には山ほどあります。
この薪を燃やして出た熱をダクトで役場内に運び、暖房として使っていたようです。
木なら何でも燃やせたということで、村が独自にシステムを構築しました。
ダクトの出口に吊り下げられた温度計は50℃!
これならさぞかし暖かい室内だったでしょう。
と思いきや、取材した記者によれば、暖かい空気は部屋の上部にとどまってなかなか下がらず、職員が勤務する場所は思ったほど暖まらなかったようです。