諏訪湖でスケート教室（1981年）
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1981（昭和56）年1月下旬の諏訪湖。
全面結氷した湖の上で行われたのは諏訪市にある豊田小学校のスケート教室。
真冬に全面結氷することが以前より減ったため、この年は4年ぶりの湖上での教室になりました。
厚さ25センチほどの氷を利用して作られたのは1周300メートルのスケートリンク。
大人たちは氷を厚くするために温泉をまいて凍らせ、リンクを作ったそうです。
子どもたちは毎朝7時半から2時間、スケートの練習に取り組みます。
スケートが盛んな土地柄だけに、この頃冬の体育の授業はほぼスケートだったようです。
取材をした日の朝の最低気温はマイナス14.3℃！
しかし地球温暖化で全面結氷する確率が低くなり、この数年後には湖上でのスケート教室は取りやめになりました。
