大雪の飯山 晴れ間を利用し雪下ろし(1984年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1984(昭和59)年の2月の飯山市。
気象庁によるとこの冬は豪雪となり、日本海側の山間部では1日100cm前後の大雪が降った日も多かったそうです。
新潟県に近い飯山でも大雪になりました。
ヘリコプターから撮影した映像でも雪の多さがわかります。
取材にお邪魔したのは秋津小学校。
校舎の屋根の上では教職員の皆さんが雪下ろしの真っ最中でした。
積もった雪は人の背丈を軽く超えていて、作業の終わりは見えません。
しかし、雪を下ろさないと重みで校舎に影響が出るおそれもあるため、少しでも積雪量を少なくしようと一生懸命です。
民家でも貴重な晴れ間をついて雪下ろし。
屋根の下では落とした雪を日なたに運ぶ作業も行われていました。
北信濃では避けて通れない雪。
人々は遅い春を待ちながら、長く厳しい冬を過ごします。