スキー場直結の駅（大町・1985年）
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大町市の国鉄大糸線に「ヤナバスキー場前駅」が開業したのは1985（昭和60）年12月24日のクリスマスイブ。
スキー場が営業する12～3月だけ列車が停まる「臨時駅」の扱いでした。
青木湖の近くにあるスキー場は1972（昭和47）年にオープン、駅はその名の通りゲレンデに「直結」していました。
シーズン中は列車を降りたスキーヤーが、スキー場の入口で行列を作ったといいます。
取材した日は好天で、ゲレンデからは湖が一望できるのがわかります。
人気のスキー場でしたが、スキー人口の減少もあって何度か運営会社が変わるなどした後、2016（平成28）年の春を最後に営業を取りやめました。
スキー場前の駅も2019（平成31）年春のダイヤ改正時に廃止され、駅舎などは取り壊されました。
