通帳の印字が機械化(長野・1961年)

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00:01:30 1961

1961(昭和36)年のニュースから。
長野市の八十二銀行本店に新型の会計機が導入されました。
「テラーズ・マシン(テラー・マシン)」と呼ばれるこの機械、キーボードを操作して通帳に金額を印字します。
それまで通帳への記帳などは行員が手書きで行っていました。
原稿には「迅速かつ正確に会計作業をすることが可能になる」と書かれています。
ただ新しい機械に慣れない顧客も多かったようで、「ユーザーの中には記帳内容が正確かどうか確かめる人もいた」という記述もありました。
映像を見ると客から渡された紙幣は行員が手で数え、その金額をキーボードに打ち込むと通帳と銀行の台帳に印字されるという仕組みだったようです。
このあとも銀行業務の機械化は進み、紙幣や硬貨を自動で計算する「紙幣計算機」などが開発されました。
今では当たり前に使われているATM(現金自動預け払い機)は「オートマチック・テラー・マシン」の略称です。

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