大根をもぐもぐ… サル被害に困った(山ノ内町・1987年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1987(昭和63)年のニュースから。
山ノ内町の民家に通じる階段をゆっくりと登るサル。
家の庭は広くがありませんが、畑になっています。
畑では数匹のサルが座って大根を食べています。
映像が撮影されたのは2月。
エサも限られる季節ですが、この畑はサルにとっては絶好の餌場だったようです。
手で器用に皮をむき、果肉の部分だけを食べています。
家の人が窓から「こら!」とにらみつけますが、サルは気にするそぶりもありません。
畑には食い荒らされた大根が散乱、サルはさらに新しい大根を抜き取ります。
怒った家の人が外に出て石を投げますが、中には屋根に上って陽にあたりながら「もぐもぐタイム」を楽しむサルも…。
スノーモンキーで有名な山ノ内町ですが、野生のサルによるこうした被害は昔から町民を悩ませています。