信大の思誠寮が引っ越し(松本・1983年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

この動画を今すぐ視聴

ユウガクのプランを購入して
限定コンテンツや動画全編を視聴しよう。

00:01:44 1983

1983(昭和58)年のニュースから。
信州大学にはいくつも寮がありますが、映っているのはかつての思誠(しせい)寮。
学生が荷物をまとめています。
かつて校舎があった松本市の県(あがた)地区に1920(大正9)年に完成した木造の建物で、60年以上使われてきました。
(当時は旧制の松本高等学校でした。)
老朽化したため寮を新築することになり、現在のキャンパスに近い横田地区に移転しました。
新しい寮は鉄筋コンクリート製の2階建てで定員80人。
前年の暮れには完成していましたが、近隣の住民が寮の移転に反対したこともあり、少し間を空けての引っ越しになりました。
旧寮は相部屋でしたが、新しい寮は個室。
ベッド、暖房、机、ロッカーは備え付けです。
移転に反対する住民の理解を得るため、「コンパは夜10時まで」「バイクなどは安全運転」といったルールが設けられ、ようやく引っ越しにこぎつけました。
今でも思誠寮にはルールを守らなかったり、寮の運営に協力しなかったりすると(寮は学生が運営する自治寮)、その学生は退寮処分になるそうです。

おすすめ動画