斬新なデザイン 新しい飯田駅(1992年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1992(平成4)年の2月、JR飯田駅が新しくなりました。
真っ赤な屋根が印象的な新しい飯田駅。
JR東海が1億円をかけて整備しました。
赤くて丸い屋根は飯田のシンボルでもあるりんごをイメージ。
建設中には「色が派手すぎる」「重厚さに欠ける」といった声もあったそうですが、「完成後は概ね好意的」と原稿には書かれています。
ステンドグラスには市内に伝わる今田人形が描かれ、地域色が濃い駅舎になりました。
開業当時は市営の観光案内所やそば店、喫茶店なども入居しました。
駅周辺では飯田市が整備事業を行い、高速バスの発着場やタクシープールなどが整備されました(このニュースを取材した時点ではまだ工事中)。
映像の開始後1分くらいには飲食店などがあった「三角地帯」も映っています。
このエリアにあった店の一部は、今でも駅前で営業しています。