飛行時間はたった3分 ヘリスキーを満喫!(野沢温泉村・1965年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1965(昭和40)年の暮れ、野沢温泉村でヘリコプターを使ったスキーツアーが日本で初めて行われました。
ヘリは温泉街に近い向林ゲレンデでスキーヤーを乗せて離陸。
3分ほどで積雪量が多いことで知られる上ノ平ゲレンデに到着します。
上ノ平は標高1,400メートル余りのところにある当時は新しいコースで、6メートルの積雪があった年もあるほど雪が豊富な場所です。
ヘリスキーは年末年始限定で行われ、天候を見ながらスキーヤーを運びました。
開始当時の料金はわかりませんが、10年後の1975(昭和50)年の搭乗料は4,200円だったという記録があります。
ヘリスキーはしばらくの間継続しましたが、今は行われていません。
代わりに上ノ平まではゴンドラリフトが整備され、10分弱で到着できます。