なぜ? 道路の真ん中に立つご神木(松本・1992年)

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00:01:03 1992

1992(平成4)年のニュースから。
うっすらと雪化粧した松本市。
お城の北側の道路が拡幅されました。
道路の真ん中には大きなけやきの木があります。
原稿には「松本市の松本神社の大ケヤキが道路改良工事で中央分離帯に残されることになり、傷んだ部分の治療・延命作業が始まった。3本のうちの1本にはH 鋼が中に入れられ倒伏を防ぐことになる」と書かれています。
道路になった部分はもともとは神社の敷地で、けやきの大木は拡幅工事の結果、道路に取り残された形になりました。
しかし、木がご神木だったこともあり、周りに中央分離帯を設けて保存することにしたのだそうです。
現地に行くとわかりますが、中央分離帯のところで道路は少しだけ狭く、なおかつ曲がっています。
これも当初は木を伐採して道路にする計画だったことの名残です。
ちなみに松本神社は17世紀に起源があり、18世紀になって現在の場所に祀られました。
今も地元の人や観光客の参拝が絶えません。

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