2,000万円の夢 宝くじに長~い行列(長野・1975年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1975(昭和50)年に長野市で撮影された「宝くじ売り場に長蛇の列」というタイトルのニュースです。
取材したのは第一勧業銀行の長野支店(現在はみずほ銀行長野支店)。
宝くじを買い求める人の長い行列が映っています。
映像を見ると行列は中央通りに面した売り場から新田町交差点の角を曲がって東側に延びています。
(昭和通りの南側にある東西の細い道に人が並んでいます。)
街並みがすっかり変わっているので正確なところはわかりませんが、行列はさらに南北に伸びる別の道にもできていて、少なくとも数百メートル以上はあったようです。
この年の当選金額は1等が1,000万円、前後賞を合わせると2,000万円でした。
寒い中を長時間待って売り場にやってきた人たちは、一攫千金を狙って宝くじを購入していました。
当時こうした長い行列は当たり前だったようですが、次の年には売り場に客が殺到、福岡と松本で死者が出る事故も起きてしまいました。
(事故を教訓にその後しばらく、高額のくじは往復はがきによる予約制になりました。)
今はインターネットで買う人も増え、こうした長い行列は県内では見られなくなりました。