冬も元気に! 裸足で過ごす小学生(長谷村・1980年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1980(昭和55)年のニュースから。
長谷村の小学校で子どもたちが草履を作っています。
保護者や地区のお年寄りの手ほどきを受けて自分で編んだ草履。
児童は草履を履いて廊下を歩いています。
長谷小学校ではこの年の春から校内はもちろん校庭でも全校児童が裸足で生活していました。
裸足で過ごすことで心身を鍛えようという試みだったようです。
とはいえ12月に入って気温も下がり、足元は冷たさを増していきます。
(長谷村の標高は840mです。)
そこで5年生以下は靴を履くことにしましたが、6年生は草履で過ごすことにしたというわけです。
草履で歩いた児童は「とても暖かくて気持ちがいい」と話していました。
中には草履を履かずに裸足を続けた子どももいたようで、元気に歩く姿が映っています。