威力は? 新型消火弾の実験(松代町・1965年)

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00:01:00 1965

1965(昭和40)年のニュースから。
松代町(現在は長野市)の消防署で消火弾のデモンストレーションが行われました。
「瓶の中に強力な消火剤を入れ、火災現場に投げ込むことで瓶が破裂して中にあった液が散らばり炎を抑えるという消火弾が松代で公開実験された。
消防署の構内に作られた火災現場でガソリンに火が回り猛烈な炎を上げて燃えるところに消火弾を投げ込むと、たちまち火の勢いが衰え“ひしゃく”で水を撒くだけで簡単に消火、その効力が目を見張った」という原稿が残っています。
ガラス製の瓶を火の中に投げ込むと瓶が割れて中の薬液が流れ出し、熱でガスが発生して火の勢いを弱める仕組みだったようです。
消火器より値段が安く中身を詰め替える必要もないなど利点もあったため、当時は一般的に使われていましたが、徐々に消火器が普及、消火弾はあまり使われなくなりました。

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