映画に憧れ… ビリヤードが大流行(長野・1987年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1987(昭和62)年のニュースから。
大流行になったビリヤードを取材しました。
ビリヤードはこの年、ポール・ニューマンやトム・クルーズが出演した映画「ハスラー2」がきっかけで日本でも大ブームになっていました。
長野市では最初の専門店がこの年の夏にオープン、4か月で16店にまで増えました。
県全体では50~60店が営業していたそうです。
取材した店の料金は1時間500円。
飲食を提供しなければ営業時間の制限はなく、店の収入もそれなりに大きかったようです。
市内のボウリング場にもビリヤードの台が置かれていました。
店の人曰く「ボウリングの待ち時間に遊んでもらうため置いた」そうです。
もっともビリヤードの流行中はビリヤード台が空くのを待つ人も多かったかもしれません。
こうしたブームはしばらく続きましたが、数年後には沈静化しました。