1974年の六九商店街(松本)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
松本の人たちには懐かしい映像をお届けします。
1974(昭和49)年の六九商店街の様子です。
アーケードの舗装工事が完成した時のニュースです。
六九商店街は隣接していた井上百貨店とともに松本の商業の中心地の1つでした。
映像を見ても通りの両側には紳士服やインテリアなど多彩な店舗が軒を連ねています。
この頃松本で暮らしていた人たちは、「買い物で六九によく行った」という人も多くいるでしょう。
しかし、松本駅前の再開発に伴い、1974(昭和59)年に井上百貨店が駅前に移転します。
大型店を失った六九商店街は徐々に人の流れが少なくなり、通り沿いの店も閉店や移転が相次ぎました。
2001(平成13)年にはアーケードを撤去、その後大型のマンションが建設されるなど、商業地の面影はあまりありません。
ただ最近は残った古い建物を再利用した新しい店も誕生するなど、このエリアに再び注目が集まっています。