松本市役所のエレベーターガール(1976年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1976(昭和51)年の松本市役所。
映っているのはエレベーターガールです。
以前は手動式のエレベーターが多く、デパートなどでは運転操作をする女性がいました。
自治体の庁舎にも案内役を兼ねてこうした担当を置いたところがあったようです。
青い制服を着た女性は黒いハンドルでエレベーターの上昇や下降、停止を操作します。
松本市役所は本庁舎と東庁舎の2棟があり、目的の部署がどこかわからない市民にとっては1階の案内係同様、こうした配置は頼りになったことでしょう。
本庁舎の最上階には松本城と北アルプスを望む展望室もあるため、ここへの案内役も兼ねていたのかもしれませんね。
今は自動運転のエレベーターがほとんどで、松本市役所にもエレベーターガールはいません。