新年用の着席券に行列(1967年)

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0:00:56 1967

1967(昭和42)年のニュースから。
国鉄長野駅の切符売り場にできた行列。
張り紙には「着席券」と書かれています。
この年は12月27日から新年の着席券の販売が始まりました。
着席券とは急行に始発駅から乗車する人が購入できた整理券で、1枚50円でした。
当時、長野~上野間を走っていた急行は「信州」と「高原」。
所要時間は約4時間で、座れるかどうかで旅の快適さも大きく変わりました。
そのため帰省を終えてUターンする列車の着席券を求める列が風物詩となりました。
映像を見ると行列は駅舎の外にまで伸びています。
着席券はコンピューターシステムで発券されるものではないため、購入は始発駅からの乗客に限られました。
信越線では特急あさまの運転本数が徐々に増えるとともに、コンピューターを使った指定席の発券システムも整備され、着席券は1970年代の後半に姿を消しました。

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