“雲の上”の温泉(北ア・白馬鑓)(1975年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1975(昭和50)年のニュースから。
高山植物が咲く標高2,100メートルの斜面にあるのは北アルプスの白馬鑓(はくばやり)温泉小屋。
岩の割れ目から湧いているのが温泉です。
雪渓もお湯が湧くあたりは融けています。
露天風呂では小屋に到着した登山者が身体を癒しています。
雄大な景色を眺めながらビールで乾杯。
至福の時ですね~。
ここの露店風呂は夜でも利用できるので(要懐中電灯)、星空やご来光を眺めながらの入浴も可能です。
源泉かけ流しでお湯の温度は43.1度。
ちょっと熱めなので、雪渓の雪を抱えながら入る人もいるそうです。
なお、映像の中で「日本最高所」と書かれた看板が出てきますが、標高が鑓より高い温泉はいくつかあり、現在はこうした表記はされていません。