お盆の「どんどん火」(川上村・1990年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

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00:01:52 1990

住宅を見下ろす高台で作業をする子どもたち。
1990(平成2)年、川上村梓山地区に伝わる「どんどん火」を取材しました。
この行事はお盆の迎え火と送り火として毎年行われていて、地区の小学生が主役です。
子どもたちはわらを集め、高さ3メートルほどの木の棒にくくり付けていきます。
火を焚くのは川を挟んだ2か所の高台。
子どもたちも東組と西組に分かれます。
(動画の50秒過ぎに西組から見た東組の点火場所が映っています。)
あたりが暗くなった午後7時に点火。
夜空に炎が上がります。
子どもたちは対岸に聞こえるような大きな声で「どんどん火!」と繰り返し叫びます。
声の大きさや火が消えるのが早いか遅いかなどが毎年競争になっているそうです。
この年、西組の子どもは6人。
面倒を見た大人たちは「子どもの数が減っているので、こうした行事はどうなるのか…」と心配顔でした。

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