1964年の長商デパート
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1964(昭和39)年のニュースから。
木造校舎に入っていく人たち。
長野商業高校で長年受け継がれている「長商デパート」が始まりました。
最初に「販売実習」が行われたのは1902(明治35)年。
戦争で中断した時代もありましたが、2024年で100回を迎えます。
店員は詰襟やセーラー服を着た生徒たち。
初々しく丁寧な接客も人気で、毎年大勢のお客さんが訪れます。
商品は仕入れから販売まで生徒が担当。
この年(1964)、値札には「煮干し100円」「ひじき95円」の文字。
こうした価格は、今も昔も大きな魅力です。
卒業生たちは社会に出た後もこうした経験を生かしてそれぞれの分野で活躍しています。