上村・下栗の掛け踊り(1990年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

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00:01:19 1990

1990(平成2)年のニュースから。
上村(当時)の下栗地区で行われる掛け踊りを取材しました。
毎年8月15日に地元の人が十五社大明神の社殿とその周辺で踊ります。
下伊那の掛け踊りは祖先の霊を供養する盆踊りの原型ですが、下栗の掛け踊りは雨乞いの踊りとされています。
干ばつに苦しんだ住民が神や仏に踊りで雨乞いするとともに、豊穣を祈願、予祝する「願掛け踊り」です。
起源ははっきりしませんが、安土桃山時代の16世紀からとする説もあります。
紙垂(しで)が垂れた笠をかぶっているのは子女郎(こじょろう)と呼ばれる小中学生の女子。
地域の人たちは伝統の踊りを大切に守り続けてきました。
取材した年は少雨が続き、「雨不足の今年は特に力が入った」と原稿にも書かれています。

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