長野市に県内初の歩行者専用信号(1965年)
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1965(昭和40)年、長野市中心部の新田町交差点に歩行者専用の信号機が設置されました。
それまでは車両も歩行者も同じ信号で通行していました。
映像を見ると歩行者は専用信号に目がいかなかったようで、車の青信号で道路を渡り出し警察官に注意されています。
同じ年に東京・新宿で試験的に歩行者専用信号が設置されたという記録があり、長野市への設置も全国的に早い方だった可能性があります。
これ以降、県内でも交通量の多い交差点に徐々に歩行者専用の信号が設置されていきます
ちなみに県警によりますと、新田町交差点は1954(昭和29)年に県内で最も早く信号機が設置されたほか、1972(昭和47)年には県内初のスクランブル交差点も導入されました。