消防署の「火の見櫓」を解体(松本・1992年)
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1992(平成4)年のニュースから。
松本城の北側にかつて高い塔がありました。
これは丸の内消防署の望楼。
火の見(物見)櫓とも呼ばれ、高いところから周囲の状況を確認するためのものでした。
1973(昭和48)年には櫓に監視カメラを設置、指令室で監視できるようになりました。
しかしその後市内にはビルが次々に建設され、櫓からも見通しがきかない場所が増えました。
このため解体することになったもので、クレーンで少しずつ櫓を壊す作業が行われました。
見慣れた櫓の解体作業。
市民もその様子を見上げていました。