原動機付き三輪車(松本・1981年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
道路を走る青い車。
1981(昭和56)年に松本市で撮影された映像です。
車は前輪が2つ、後輪が1つの三輪車。
映像に付けられたタイトルによれば、車の排気量はたったの49cc。
いわゆる「原動機付き三輪車」で、当時は原付免許で運転できました。
所有者の男性は買い物などで使っていましたが、力がないため上り坂は毎回非常に苦労したそうです。
確かに映像を見ても他の車に次々に追い越されていきます。
取材した当時は原付バイクを改造したこうしたミニカーが中小企業で生産され、ブームになっていました。
しかしその後、ミニカーの運転にも普通自動車免許が必要になり税金も高くなったため、ミニカーは普及しませんでした。