無病息災祈る「なんまいだ」(佐久・1971年)

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00:00:58 1971

1971(昭和46)年のニュースから。
佐久市内山で取材した伝統行事の映像です。
「なんまいだ」と呼ばれるこの行事は、無病息災を祈る子どもたちの行事。
地区の家々を練り歩き、長い数珠を繰りながら「なんまいだ」と唱えます。
皆さんご存知のように「なんまいだ」は「南無阿弥陀仏」が転じた言葉。
お経を百万回唱えたのと同じご利益があるとされる「百万遍念仏」から派生したものという説もあるようです。
子どもたちは家の人を囲んで数珠を回しながら「なんまいだ、なんまいだ」と唱えます。
数珠で頭を撫でる様子も映っています。
数珠を受けると病気にかからないと言われているそうです。
家の人はお賽銭代わりに子どもたちにお金を渡します。
こうした行事は県内では松本や伊那谷など、県外でも群馬などに残っています。
ただ内山地区では子どもの数が減ったこともあって今は行われていないそうです。

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