長野びんずるがスタート(1971年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1971(昭和46)年の8月7日、第1回の「長野びんずる」が行われました。
中央通りや昭和通りでは浴衣や法被を着た人たちが笑顔で踊り、10万人の人出があったということです。
「びんずる」は善光寺に祀られている「びんずる尊者」から取ったもので、びんずるさまの体をなでたしゃもじでごはんを食べると病気やけががないと伝えられています。
踊る人がしゃもじを持っているのはそれにちなんだものです。
当初は決められた振り付け(いわゆる正調踊り)で踊られましたが、その後はアレンジした踊りを取り入れる連もあって、見る人を楽しませています。
8月上旬に行われる市民のお祭りとして定着した「長野びんずる」。
大成功を受けて松本や上田など県内各地で、同様の市民祭りが相次いで誕生しました。