安茂里中から裾花中へ(長野・1959年)

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00:01:50 1959

1959(昭和34)年のニュースから。
生徒たちが授業を受けているのは、長野市にかつてあった安茂里中学校。
取材したのは3月。
体育館での合唱では生徒から白い息も漏れています。
当時、安茂里中は安茂里小に併設されていて、教室などの不足に悩まされていました。
旧安茂里村は1954(昭和29)年に長野市と合併しましたが、その際の「条件」が独立の中学校を設けることだったそうです。
そうした経緯もあって安茂里中はこの次の年の春に閉校になりました。
鶴賀七瀬にあった南部中学校と安茂里中学校を統合し、新たに裾花中学校が設けられたのです。
南部中との統合だったため、新しい校舎は同じ安茂里でも犀川や裾花川に近い南のエリアに建設されました。
映像には建設途中の新校舎も映っています。
中学の新設には安茂里中や南部中のエリアの宅地化による生徒の急増が予想された事情もありました。
ちなみに統合された南部中の跡地には南部小学校が開設され、中学の校舎をそのまま利用しました。

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