「人形劇の街」のシンボル(1988年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
人形劇で有名な飯田市。
1988(昭和63)年の夏、シンボルとなる時計塔がお披露目されました。
地元の建設会社の寄付で公民館の横に設けられた時計塔は、時間が来ると屋根の上にいる「時の番人」がファンファーレを鳴らします。
その後、柱の中から4体の人形が現れ、4分ほどの人形劇を見ることができます。
飯田市では1979(昭和54)年に人形劇カーニバルがスタート、その後人形劇フェスタに衣替えしましたが、飯田の夏は毎年人形劇とともにあります。
時計塔は長い間市民に時を告げてきましたが、老朽化で人形が動かなくなってしまい、2022(令和4)年に新しい塔ができました。
2代目の時計塔には初代の「時の番人」が移され、「人形劇のまち飯田」を見守り続けています。