岡谷市役所のワープロ事情(1984年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1984(昭和59)年に放送された岡谷市役所のワープロ事情についてのニュースです。
日本語を入力、印刷できるワープロ(ワードプロセッサー)は1980年代に入って急速に普及します。
参入するメーカーが相次ぎ、かつては200万円以上だった価格も10万円台に下がったことを受けて、県内の自治体でも導入が進みました。
取材した岡谷市役所では若手職員からの提言もあり8台を導入、簡単な文書の作成はワープロで行うようになっていました。
従来は映像の途中で出てくるタイプ印刷で外部の業者が文書を作っていましたが、徐々にワープロが主流になっていきます。
岡谷市の場合ワープロは1フロアに1台ありましたが、使いたい職員も多く日時によっては予約しないと使えない場合もあったようです。
(予約の方法はモニターに手書きの紙を貼る、でした。アナログです…)
それにしてもモニターもプリンターもフロッピーディスクも、大きかったですね。
日本語入力ができるノートパソコンが普及するのは、さらに10年以上後のことです。