千曲川の渡し場の大けやき(長野・1980年)

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00:01:22 1980

1980(昭和55)年のニュースから。
長野市大町の千曲川の河川敷にあったけやきの大木。
枝は取り払われ、幹だけが残っています。
登っている人と比べるとその大きさがよくわかります。
樹齢は500年以上、幹回りは8メートルもあったそうです。
この大けやきは千曲川の渡し舟の発着場の目印になっていて、近くには石地蔵もありました。
明治時代の末に今の村山橋のあたりに舟橋(舟を並べて板を乗せた橋)ができる前は舟で対岸に渡っていたそうで、木は渡し舟が廃止された後も地域のシンボルでした。
長野市誌によれば飯綱山の山頂からも見えるほど大きかったそうです。
そんな大けやきですが、この年の7月2日、新しい堤防を造るために伐採されました。
作業当日は地元の人も訪れ、別れを惜しんでいました。

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