長野市の小学生が臨海学校へ(1961年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1961 (昭和36)年に新潟県の能生町で撮影された映像です。
海岸で手を振る子どもと、そこに向かって駆け下りて来る子ども。
臨海学校にやってきた長野市の小学生です。
子どもたちはさっそく波打ち際で水遊びを楽しみます。
長野市の臨海学校は戦後まもない1949(昭和24)年に信州大学長野師範学校長野附属小学校(現在の信州大学附属長野小学校)が海水浴をしたのが始まりとされています。
大勢の人の記憶に残るのは百川(ももがわ)臨海学校、廃校になった小学校を改装し1973(昭和48)年に開設されました。
主に6年生が夏に訪れ、海水浴や地引網などを楽しみました。
しかし波の浸食で海岸が狭くなったほか、建物の老朽化もあり、百川臨海学校は2005(平成17)年に廃止されました。
今は希望する小学校が上越の旅館などを利用して臨海学校を続けています。