小海線のパノラマ列車(1986年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1986(昭和61)年、国鉄小海線で新しい観光列車の運転が始まりました。
中込駅で行われた出発式でくす玉を割ると「パノラマ列車 八ヶ岳」の文字。
ディーゼル機関車にけん引されているのは貨物列車の車掌室を改造した車両です。
デッキから緑豊かな景色を楽しめるのがアピールポイントで、中込~清里間を往復します。
今のトロッコ展望列車の先駆けですね。
小海線は高原の路線として有名で、野辺山駅はJRの駅の中で最も高い標高1345.6mにあります。
乗客は八ヶ岳や浅間山の雄大な景色を眺めながら高原の清涼な空気を楽しんでいました。