大糸線の青いゲタ電(1981年)

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00:01:19 1981

1981(昭和56)年7月のニュースから。
青色の列車を熱心に撮影する大勢の鉄道ファンが映っています。
列車は戦前に製造され東京などで「国電」として使われていた「ゲタ電」と呼ばれる車両。
「下駄のように日常の足として使われる」というのが語源だそうです。
古い車両の入れ替えはこの頃ローカル線でも行われるようになり、大糸線のゲタ電も引退することになりました。
最終日に松本~信濃森上間で行われた「さようなら運転」。
車内は鉄道ファンで埋まりました。
写真撮影はもちろん、走行中の音を録音している人もいます。
車窓から見えるのは安曇野の田園風景や大町市の線路沿いに点在する湖。
6両編成のゲタ電は豊かな自然の中を駆け抜けていきました。

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