旧制松本高校の記念館(1981年)
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1981(昭和56)年、旧制松本高校の校舎(現在のあがたの森文化会館本館)内に記念館がオープンしました。
当時の書籍や資料が展示されたほか、映像にはバンカラ気風の松高の学生が好んだマントや下駄も映っています。
この旧校舎は1973(昭和48)年に旭町キャンパスに移転するまで信州大学の校舎として使われ、市民や同窓会の強い要望でその後も保存されました。
建物は大正時代の代表的木造洋風建築で、重要文化財に指定されています。
全国各地にあった旧制高校は戦後の学制改革で姿を消し、校舎はもちろん資料の散逸も問題になっていました。
そこで1993(平成5)年、旧制松本高校記念館を発展させる形で本館の横に旧制高校等学校記念館を建設、全国の旧制高校の資料を収集・展示しています。