天竜川に帆掛け舟(1982年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

この動画を今すぐ視聴

ユウガクのプランを購入して
限定コンテンツや動画全編を視聴しよう。

00:01:23 1982

1982(昭和57)年、天竜川を帆掛け舟が進んでいきます。
かつてこうした帆掛け舟は海と内陸を結ぶ物流を担っていました。
明治以降、伊那谷でも鉄道が徐々に開通しますが、区間が部分的だったこともあり、舟を使った輸送が中心でした。
コメや海産物を乗せた舟が川を行き来し、人々の生活を支えていたのです。
1937(昭和12)年に今の飯田線が全線開通し、輸送の主力は鉄道に移っていきます。
そんな帆掛け舟を再現したのは地元の舟下り会社。
40数年ぶりの運行には米俵や酒樽が積まれ、着物姿の乗客が乗り込みました。
舟が進んだのは天竜峡付近の1キロほどでしたが、かつての天竜川の光景が蘇っていました。

おすすめ動画