下諏訪町の旧本陣を公開(1986年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1986(昭和61)年のニュースから。
下諏訪町はかつて中山道と甲州街道が合流する交通の要衝でした。
そんな下諏訪宿には大名や幕府の役人が宿泊するための本陣がありました。
今も築220年の京風数寄屋造りの母屋や、中山道随一と言われた庭園が保存されています。
この年、一般に公開されたのは居宅の部分。
明治天皇が宿泊した部屋や庭園を見ることができました。
建物は庭を見る邪魔にならないよう縁側が直角に曲がっている部分に柱がないなど、当時の建築技術の粋を集めた造りです。
この旧本陣は今でも有料で公開されています。