明科町の犀川で舟下り講習会（1998年）
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1988（昭和63）年に明科町の犀川で撮影された映像です。
頭に笠をかぶって船の操り方を教えているのは「天竜舟下り」の船頭さん。
明科町でも舟下りで観光振興を、と町が企画して講習会が開かれました。
実は明科でも20年ほど前まで観光舟下りが営業していました。
この年の夏には長野道豊科インターの開通が予定されていて、それに合わせる形で新たな観光の目玉を作ろうとしたのです。
公募で集まった「船頭候補」は6人。
犀川を下りながら、操船や投網の講習が続きます。
指導を受けた船頭たちによって「アルプスライン下り」が開業、この年は「試乗会」という形で無料運行を行いましたが本格営業にはつながりませんでした。
この前の年には下流の信州新町でも舟下りを復活させようという動きがありましたが、犀川での舟下り事業はハードルが高かったようです。
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