北アルプスの山小屋で夏山の準備(1966年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
北アルプスの上空を飛ぶヘリコプター。
1966(昭和41)年の映像です。
標高2350メートルにある涸沢小屋は、まだ雪に埋もれています。
下界に本格的な春が訪れるころ、県内の山小屋は夏に向けた「小屋明け」の作業に追われます。
従業員たちはヘリが運んできた荷物の仕分けや屋根の雪下ろしに追われます。
人の背丈ほどもある雪をブロック状に切り分けて斜面に落とす作業も毎年のことです。
この日は青空も広がり、作業の合間には峰々を眺めながら休憩をしていました。
とはいえ周辺は一面の銀世界。
本格的な夏山シーズンはまだ先です。