木曽・大桑村の花漬け(1976年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1976(昭和51)年の映像です。
大桑村の須原地区に伝わる「桜の花漬け」に使う桜の花を摘む作業が映っています。
200年以上前の江戸時代から伝わる花漬けは、摘んだ花びらを塩で漬けて作る村の特産物。
脚立に上がって腰から下げた「びく」に積んだ桜の花を入れていきます。
男性が来ている法被には「大和屋」の文字。
JR須原駅前にあるお土産屋さんです。
須原はかつて中山道の宿場町でした。
漬けた花びらは秋に桜湯や和菓子にして旅人の疲れを癒したそうです。