県警初の女性警察官(1989年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
名前を呼ばれて立ち上がる女性たち。
紺の制服に身を包み、肩には金のモール。
1989(平成元)年、長野県で初めて女性の警察官が誕生しました。
長野市の県警察学校には県内7つの警察署で交通指導員として活動していた女性30人が入校、越智本部長から任命辞令が交付されました。
国内では戦後に警視庁が採用してその歴史がスタートした女性の警察官。
しかし警察内部や世間の受け止めもあって、なかなか女性の登用は進みませんでした。
今では長野県警に勤務する警察官のうち女性はおよそ1割強となっていて、2023(令和5)年には、県警初の女性警察署長も誕生しています。