飯田駅前の大柳(1986年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1986(昭和61)年に飯田市で撮影された映像です。
駅舎は1960(昭和35)年に建てられたもの。
現在の先代の駅舎です。
駅前に見えるのは柳の大木。
高さは20メートルで幹の周囲は3メートルありました。
1924(大正13)年に生糸問屋をしていた地元の人が植えたと伝えられています。
長い間シンボルとして市民に親しまれてきましたが、台風で枝が折れ樹勢が弱っていたため切り倒されることになりました。
この日は神事の後、幹に斧を入れます。
切り倒す前に払った枝を記念に持ち帰る人もいました。
最後はチェーンソーを使って切り倒されました。
待ち合わせにも使われたという柳の大木。
60年余りの役目を終えました。