南信濃村の木沢小が閉校(1991年)
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1991(平成3)年に閉校になった南信濃村(当時)の木沢小学校。
青い屋根の木造校舎は1932(昭和7)年に地元の木材をふんだんに使って建てられました。
校舎への感謝の気持ちを込めて掃除をする児童たち。
大切にされてきた校舎はぴかぴかです。
昭和30年代には数百人の子どもがいた木沢小も、外国産の木材の輸入で林業が衰退したこともあって児童数が一気に減り、和田小学校に統合されました。
閉校時の児童は26人。
式では地区の学校がなくなることに涙ぐむ人もいました。
最後に全員で校歌を合唱して118年の歴史に幕を下ろしました。
その後、2000(平成12)年には正式に廃校になりましたが、木造校舎は今も大事に受け継がれています。