長野・七二会小の笹平分校でお別れ会(1990年)
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長野市西部の七二会(なにあい)地区。
笹平分校では、毎年春に行われる恒例の行事がありました。
それは3年生とのお別れ会。
分校で学ぶのは1~3年生で、4年生になると七二会小の本校に通うため、お別れの会が毎年開かれていました。
取材したのは1990(平成2)年の3月。
全校児童46人が参加した会は、合唱や合奏、寸劇など盛りだくさんのプログラム。
2年生からは3年生のお兄さん、お姉さんに向けたお別れの言葉もありました。
3年生はヤギのメリーを飼っていましたが、本校には連れていけないため、この日でお別れになりました。
4月から新4年生は約4キロ離れた本校へ坂道を歩いて通います。
1874(明治7)年に開校した笹平分校は2009(平成21)年に休校となりましたが、校舎や体育館は市民による利用が続いています。