県立北部高校の信濃町分校(1989年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1989(平成元)年の2月、北部高校の信濃町分校で先生が生徒に話をしています。
3月いっぱいで閉校となる信濃町分校。
40年の歴史に幕を下ろします。
先生は「有終の美を飾ってほしい」と生徒に呼びかけました。
分校では働きながら勉強をしたいという希望に応じるため、定時制の夜間授業が行われてきました。
最後の年の生徒は7人。
このうち6人は全日制から移ってきた生徒たちでした。
学びたいという意欲に応える教師は4人。
閉校とともに先生たちもここでの役割を終えます。
400人を超える卒業生を送り出してきた分校最後の日々は、北信濃にしては暖かったそうです。